ブレフロ2攻略wiki|ブレイブフロンティア2

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シリーズ未設定

剣闇将ハーヴェル

剣闇将ハーヴェル
☆3 彼が騎士になった日、両親は泣いて喜んだという。
バリウラ帝国の平民出身の騎士。
兵役で前線に送られて以来、数々の戦功を挙げて騎士に取り立てられた彼は、その後も活躍を続け、数々の勲章と、部隊指揮官の地位を授けられる。叩き上げの軍人らしい質実剛健さ故に無愛想で近寄りがたく、戦場に出れば修羅の如く剣を振るったため、同僚からは恐れられ距離を置かれていた。だが、軍務以外での彼をたまたま目撃した者は、その温和で庶民的な雰囲気に目を疑ったという。
☆4 マグルスとはよく酒場で朝まで語り明かしたという。
バリウラ帝国の平民出身の騎士。
後の六英雄マグルスとは不思議と気が合い、数少ない友と呼べる関係であったが、彼を妬む者の讒言により、マグルスの父を陥れた者の1人と誤解されてしまう。両者で矛を交えた際に顔に大きな傷を負うが、怒りに燃えるマグルスを相手に一歩も引かず、戦いの中で疑いを晴らしたと言われている。以来、仮面で顔の傷を隠し、軍を離れたマグルスに、軍の内部から力を貸し続けたと伝えられている。
☆5 彼の愛用していた剣には「努力」と彫られていたらしい。
バリウラ帝国の平民出身の騎士。
彼の部隊からは数多くの優秀な騎士が輩出されているが、中でも有名なのは黒双騎エルであろう。ハーヴェルは、帝国上層部の不興を買って騎士位を剥奪されたエルに手を差し伸べ、新天地に民衆を脱出させようという彼の計画に手を貸したという。それを知った帝国上層部はハーヴェルにも罰を下そうとするがかつて彼の世話になった有力な騎士たちの強い抵抗に遭い、見逃したと伝えられる。
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炎剣士リード

炎剣士リード
☆3 帝国騎士団に入団したことは、村の伝説。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆を新天地であるエルガイアへと導いた騎士。
故郷の村で幼馴染らと自警団を結成していた彼は、やがて自身の剣技を試すべく帝都アグニへ。そこで帝国騎士団の入団試験を難なく合格した彼は、徐々に頭角を現していく。神軍との戦いでは大いに活躍し、アグニ将軍にその剣の腕を認められるほどだったという。そんな彼のもとに1通の手紙が届く。それは故郷にいる幼馴染ルカナからのものだった。
☆4 困っている人は放っておけないらしい。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆を新天地であるエルガイアへと導いた騎士。
幼馴染ルカナからの手紙、それは彼女より助力を求められたものであった。急遽帰郷したリードはルカナより、今後発生するであろうこれまでにない神軍の大侵攻、そして新天地であるエルガイアの存在を知らされる。彼女の言葉を信じたリードは、親友アーネルと共に故郷の人々をエルガイアへと避難させるべく計画を立て、故郷を出発する。
☆5 子供たちからはなぜか呼び捨てにされる。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆を新天地であるエルガイアへと導いた騎士。
故郷の人々を連れ、エルガイアへ向けて出発した彼は、道中の神軍との戦いでは常に先頭に立って戦ったと伝えられている。前向きで物事を決してあきらめない彼の元には、故郷の人々だけでなく、各地の避難民らもその力を頼って集っていった。彼はその期待に応えるかのように、これまで以上の力で神軍の攻撃から人々を守り続けたという。

爪闘士ライン

爪闘士ライン
☆3 厳しい修行に音を上げたことは一度もない。
神と人間の大戦末期、新天地エルガイアへと向かう人々を護衛した武術家。
トルティア武芸院で修行した武術の達人で、体術と鉤爪を使った戦いを得意とした。神軍との戦いでは常に最前線で戦い、機敏な動きで相手を翻弄し、数多の敵を討ち果たした。そしてそれと同時に、彼が率いた部隊は他と比べて特に損害が少なかったという。その武力と危機回避能力を高く評価した武芸院の上層部は、彼にある密命を下す。
☆4 子供たちに怖がられることを気にしている。
神と人間の大戦末期、新天地エルガイアへと向かう人々を護衛した武術家。
武芸院上層部よりラインが命じられたのは、新天地エルガイアを目指して進む人々に同行し、彼らを守ることだった。黙って了承した彼だが、内心では最前線で戦い続けることを望んでいたとも言われている。神軍の侵攻により混乱の極地にあったグランガイアを渡り歩いた彼は、焔剣帝リードが率いる人々の集団をようやく発見。彼らに協力を申し出る。
☆5 普段は寡黙だが、武術について語り出すと止まらない。
神と人間の大戦末期、新天地エルガイアへと向かう人々を護衛した武術家。
リードたちの一団に加わった彼は、機敏さを活かして斥候として活躍。神軍の動向を探り危機を何度も事前に回避させた。戦いではトルティア武芸院に伝わる裏秘技を使い、障害となりうる敵を暗殺者さながらに倒したという。一方で、寡黙だが繊細な心遣いができたため、民衆たちからの評判は良く、特に子供たちからは慕われていたという。

法力士アーネル

法力士アーネル
☆3 誰にも教わらずに独学で魔術を習得していたらしい。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆をエルガイアへと導く計画を立てた魔術師。
天才的な魔術の才能と明晰な頭脳を持っていたが、臆病な性格のため本来の力を発揮できず、幼馴染リード、ルカナなどの身近な者以外で彼を評価する者はほとんどいなかった。そんな中、ルカナより今後の神軍の大侵攻、そして新天地エルガイアの存在を知らされた彼は、すぐに帝都アグニにいるリードにそのことを知らせるよう彼女に助言する。
☆4 頼られるとすぐにフードで顔を隠す。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆をエルガイアへと導く計画を立てた魔術師。
アーネルはリード、ルカナと共にエルガイアへと向かう計画を考案し、ついに人々を連れて旅立つ。混乱を生じさせることなく出発できたのは、何よりも彼の緻密な計算に依るところが大きかったという。それでも自身の能力に自信が持てずに悩んでいたアーネルだったが、旅の道中である人物と出会ったことから、その才能は大きく開花していく。
☆5 先導者の中で一番民衆から愛されていたらしい。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆をエルガイアへと導く計画を立てた魔術師。
エルガイアへ向かう旅の中、仲間たちと民衆を守りたいと願った彼は、重鎧神ナグネスから「まずは君の力を頼りにしている仲間の目を信じることだ」と助言される。その言葉を契機に、彼の魔術と軍略の才能はさらに一回り大きく成長。その後は魔法で民衆を守るため積極的に作戦を立案し、爪闘神ラインと連携して神軍を撃退していったという。

迅導士ルカナ

迅導士ルカナ
☆3 実家は村に唯一あった教会。
神と人間の大戦末期、神より啓示を受けて、人々をエルガイアに導いた魔導師。
神々の侵攻が始まった時、彼女の魔導師としての実力はすでに有名で、各国から勧誘を受けていた。だが、彼女は故郷を守るため誘いを断り続けた。そんな中、彼女は夢の中で神の言葉を聞く。それは今後の神軍の大侵攻、そして新天地エルガイアの存在を啓示したものだった。幼馴染アーネルに相談した彼女はもう1人の幼馴染への連絡を決意する。
☆4 リードとは物心ついた頃からの付き合い。
神と人間の大戦末期、神より啓示を受けて、人々をエルガイアに導いた魔導師。
彼女は夢の中で啓示を受けた内容を、幼馴染のリードとアーネルに伝える。2人はルカナの言葉を疑うことなく、彼女に協力してエルガイアに人々を避難させる計画を立案。大きな混乱を生じさせることなく、故郷の人々を連れてエルガイアへ向けて旅を開始させる。やがて彼女らのもとには次々と人が集まり、かけがえのない協力者たちも現れていく。
☆5 自警団の頃は説教役だったらしい。
神と人間の大戦末期、神より啓示を受け、エルガイアの存在を知った魔導師。
リードたち仲間と共にエルガイアを目指して旅を続ける彼女は、戦う力の無い人々を守るため、雷を扱う己の魔術にさらに磨きをかける。本来は戦いを好まない性格であったが、神軍から襲撃を受けて人々が危険に晒されそうになった時などには、いち早くその場に駆けつけて敵と対峙。激しい雷撃を降らせて、たった1人でも敵を撃退してみせたという。

重鎧騎ナグネス

重鎧騎ナグネス
☆3 いつも空から突然現れる。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆をエルガイアに導いた人々の物語に登場する重騎士。
新天地エルガイアを目指すリードたちが道中で神軍との戦いになった際、その加勢に現れたことから、彼の物語は始まる。彼自身はその正体を明かすことなく、リードたち一団に同行することもなかった。だが、リードらのことを常に見守り、神軍の襲撃などの危機が訪れた時にはいずこからともなく出現して、幾度となくその窮地を救ったという。
☆4 子供たちには大人気だった。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆をエルガイアに導いた人々の物語に登場する重騎士。
リードら一団の旅が進むにつれ、神軍の攻撃も苛烈さを増していったが、彼は変わらず一団を守り続けた。そのためリードたちも、彼のことを仲間の1人として頼りにするようになっていったという。一方で、格言めいた助言を度々リードたちに与えたことも伝えられている。だが、アーネルだけが感心し、その他の者はあまり聞かなかったらしい。
☆5 装備の紋章は、どこの国のものでもないという。
神と人間の大戦末期、数多くの民衆をエルガイアに導いた人々の物語に登場する重騎士。
何度もリードたちの危機を救ったことから、彼の技量は誰もが認めるところだったが、人前で兜を脱がず素顔を見せなかったため、その経歴と正体は当時から一切不明である。バリウラ帝国の騎士であるエルが時折、ナグネスを見て何かを考えていたとの記述が残っていることから、同国の元騎士とする説もあるが、明確な証拠は発見されていない。

黒双刃エル

黒双刃エル
☆3 バリウラ帝国の辺境の村出身。
神と人間の大戦末期、バリウラ帝国の民衆を率いて新天地エルガイアを目指した騎士。
バリウラ帝国の騎士として、幾度となく侵攻してくる神軍への迎撃戦に参加。愛用の双剣を振るって、多大な戦果をあげた。その一方で、市民の被害を顧みない帝国の方針に疑問を持ち、何度も作戦の修正を上申。だがそのために帝国上層部から嫌われ、彼の功績は正当に評価されることはなく、その名声に見合う地位に就くことはできなかった。
☆4 戦況の見極めに優れている。
神と人間の大戦末期、バリウラ帝国の民衆を率いて新天地エルガイアを目指した騎士。
バリウラ帝国内でも能力と人格を兼ね備えた騎士として知られていた彼は、当時各地で起きていた新天地への避難を帝国でも行うよう上申した。だが、帝国上層部はその意見を却下。さらには臆病者と罵り、彼から騎士の位を剥奪してしまう。自国に絶望した彼は、同国の一部の民を率いて、新天地への旅を開始する。両手に愛用の双剣を握りしめて。
☆5 怒ると周りが見えなくなるのが欠点。
神と人間の大戦末期、バリウラ帝国の民衆を率いて新天地エルガイアを目指した騎士。
エルガイアを目指す旅路の途中、彼が率いるバリウラの民は、リードたちの一団と合流する。しかし、全体の行動方針をめぐり、エルとリードは対立。ついには決闘にまで発展する。一昼夜続いたというその戦いの勝敗については、残念ながら伝えられていない。だが、以降の戦いで彼ら2人は、いがみ合いながらも抜群の連携を見せるようになったという。
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鍛冶屋ガーラント

鍛冶屋ガーラント
☆3 仲間が武器を雑に扱うと怒ったらしい。
神々に滅ぼされたアグニ帝国の鍛冶師。
祖父の代から続く鍛冶師の家系に育つ。幼少の頃より家業を継ぐための訓練を受けていたが、十代になるとそれに反発して悪事に手を染めるようになった。しかし、尊敬していた師匠である祖父が他界すると、本格的に鍛冶師の道を歩む決心を固め、急速に腕を上げていった。祖父の最後の言葉が、彼の中に元々あった武器に対する思いを呼び起こすきっかけになったのかもしれない。
☆4 いくつかの防具は現存している。
神々に滅ぼされたアグニ帝国の鍛冶師。
祖父が遺した言葉を胸に修行を続けた彼は、最高の武具を作り出すため自ら素材集めの旅に出る。様々な場所を巡る道中、彼は遥か上空から赤々と燃ゆる彗星が落下するのを目撃した。現地へ駆けつけると、そこには霊妙な輝きを放つ岩石が残されていた。彼は望んでいたものを神が与えてくれたと考え、自身で加工することを決める。作成された兜は、後に代表作のひとつとなったという。
☆5 彼の金砕棒はダンデルガと同じ火山で作られた。
修行の旅を終えた彼が目にしたのは、神軍の侵攻に怯えて活気を失った故郷の姿だった。その惨状に激怒した彼は、伝承の地で手に入れた鉱石を手に活火山へと向かい、溶岩の熱を利用して大剣ダンデルガを鍛え上げる。刀身に炎を纏うその大剣は、強固な装甲をも容易く切り裂くほどの力を誇る。彼は六英雄の1人であるヴァルガスにその大剣と彼自身の熱い魂を託すと、再び火山へ赴き、抵抗する人々のために数多の武器を製作したといつ。

冬彩のスティア

冬彩のスティア
☆3 彼女の手下は「めざ」のつく単語を使わなくなった。
神々に滅ぼされたサーマ王国の近海で悪名を馳せた海賊船の女船長。
凶悪な性格をしており、両端に刃の付いた薙刀のような武器を振るい、近付く者すべてを血祭りにあげたと記録されている。白い髪が真っ赤な返り血で彩られたことから、冬彩のスティア”と呼ばれていた。同じ海域で活躍したメザのことを毛嫌いしており、その名を口にした手下に強烈な平手打ちを食らわせたという逸話が残されている。
☆4 彼女の罵倒に喜びを感じる手下も少なくなかったとか。
サーマ王国近海で悪名を馳せた女海賊。
敵視していたメザが海軍の所属になると、彼女はそれに反発する海賊たちを集めて大船団を作り上げた。数多の荒くれ者たちから姫と慕われたが彼女はいつものように「黙れゴミムシども!」と罵声を浴びせ、指揮を執ったという。なお、メザは何者にも臆することのないと言われていたが、彼女の顔を見た瞬間に逃げ出したという。当時の海賊たちの間では有名な話である。
☆5 メザに対して屈折した感情を抱いていた。
神軍の侵攻後も海賊行為を続けていた彼女だがある日、メザが彼女のもとを訪れ共闘を申し出た。彼女は「国の犬になり下がったヤツの話など聞くか!」と罵声を浴びせ追い出そうとしたが、突如現れた神軍の一団から襲撃を受ける。その際に、咄嗟に身動きの取れなかった彼女を庇ってメザは重傷を負ってしまう。横たわるメザを見てかつてない怒りを露わにした彼女は、瞬く間に敵を殲滅すると、借りは必ず返すと呟いたという。

拳闘士ネミア

拳闘士ネミア
☆3 小さな体で大人顔負けの食事を平らげていたらしい。
神々に滅ぼされたサーマ王国に存在したトルティア武芸院出身の拳闘士。
捨て子であり、物心がついた頃にはすでに拳術の修行をしていたため、年齢からは想像もできないほどの熟達者である。ある日院長から本当の両親の手掛かりとなる手紙を渡された彼女は、そこに書かれていたヴリクシャへと旅立つ。旅は波乱の連続で、いくつもの乱闘騒ぎに巻き込まれるが彼女は自身の拳によって道を切り拓いたと伝えられている。
☆4 時折、乙女らしい一面を覗かせる。
トルティア武芸院出身の拳闘士。
両親を探しに訪れたヴリクシャ公国でその強さが有名になると、いつしか彼女を倒して名を上げるため、手合わせを求める者まで現れるようになった。この時期に数々の実戦を経験したことによって、彼女は師より口伝されていたトレティアの奥義を会得してしまったという。武芸院始まって以来の最年少記録であり、これを伝え聞いた兄弟子たちは皆驚きを隠しきれなかったという。
☆5 乙女心が彼女を更に強くした。
両親を探すため、公国で開催された数々の武闘会で優勝した彼女だが、いつしか慢心が生まれていた。それは神軍の侵攻と重なり、彼女は窮地に追い込まれることになる死を覚悟したその時、同門のセレンが駆けつけ彼女を救い出した。以来、彼女は厳しい修行に努めたと伝えられているがこれは慢心から危機に陥った反省だけではなく一瞬でも異性にときめきを抱いてしまった自分への戒めがそうさせたのだとされている。

武闘家ゼレン

武闘家ゼレン
☆3 ネミアが旅立った後、三日三晩落ち込んだ。
神々に滅ぼされたサーマ王国に存在したトルティア武芸院出身の武闘家。
12歳の時、その怖がりな性格を直すため父親によって武芸院に入れられた。修行の日々は辛く幾度も逃げようとしたというが、ネミアに恋心を抱いたことで彼は急成長を遂げる。元々逃げ足によって鍛えられていた脚力を、強力な足技へと昇華させたのだ。師はその雷のような素早い動きを雷迅と称賛し、奥義を伝授したという。
☆4 「雷迅蹴」の異名は彼自ら喧伝した。
トルティア武芸院出身の武闘家。
足技の奥義を会得し、武芸院での修行に区切りをつけた彼は、武者修行と称してネミアを探す旅に出た。各地で武勇伝を残す彼女を追いかけるうちに、彼自身も多くの伝説を残していった。だか武闘会で優勝するネミアの声望を耳にし、自身の力不足を感じた彼は山籠もりの荒行を決意する強さを求める彼の顔に、かつての臆病な少年の面影は無く、一流の武闘家の表情が浮かんでいた。
☆5 ネミアに殴られた理由に悩んだが、結局分からなかった。
荒行を終え山を下りた彼は神々の侵攻の報を耳にする。すぐにネミアの元へと駆けつけようとしたが、逃げ遅れた人々と、彼らを追う神軍に遭遇してしまう。彼には人々を見捨てることなどできなかった。いくつもの戦いを経て、ようやくネミアの元に辿り着いたその時、彼女は神々の猛攻を受け危機に瀕していた。電光石火の足技で敵を一蹴し、笑顔を向けたゼレンだったが、何故かネミアから返ってきたのは強烈な拳だったという。

冒険家アルマ

冒険家アルマ
☆3 目的地の古代遺跡はかつて一家で訪れた場所である。
神々に滅ぼされたラ・ヴェータ共和国出身の女性剣士。彼女の一家は曽祖父の代より勇者としてその名を轟かせている。
幼少期より冒険家の父母と共に世界中を旅し、剣の腕前を磨いていった。彼女が16歳の誕生日を迎えた翌日、両親は「伝説の古代遺跡を目指せ」との置き手紙と古びた指輪を残して姿を消した。古代遺跡を探して旅立った彼女は、世界各地で人々を救い、あらゆる秘境を踏破したという。
☆4 負けん気の強さは、父オルガ譲りである。
ラ・ヴェーダ共和国出身の勇者。
数々の冒険を繰り広げた彼女は、遂に探し求めた古代遺跡を発見し、両親との再会を果たす。しかし、喜びはすぐさま絶望へと変わった。両親はその身を楔として、古代遺跡に眠る破壊の力を封じていたのだ。両親は遺跡もろとも自分たちを滅ぼすように促すが、彼女はその言葉に従わず、両親を救い出した上で、破壊の力を討ち滅ぼした。こうした彼女の冒険譚は今も語り継がれている。
☆5 好奇心の旺盛さは、母ブルム譲りである。
父オルガと母プルムを救い出した彼女は、数年振りに故郷へと帰る。家族揃っての平穏な日々に幸せを感じたのも束の間、神々の侵攻が始まり、一家は人々を守るための戦いに旅立った。数々の冒険を経てアルマの剣技は達人の域に達していたのだが、その傍らで戦う両親は彼女を超える強さを発揮していた。だが、彼女も負けてはいない。両親の強さから多くの事を学び取り、瞬く間に肩を並べられるほどにまで成長したのだった。

忍びのオボロ

忍びのオボロ
☆3 レンガクという名の友がいるらしい。
神々の怒りに触れ大崩壊を招いたバリウラ帝国に存在したと伝えられる忍者。
異界かからと呼ばれる不思議な人物が現れたという噂が広まったが、実際に彼の姿を見たという話は残っていない。また、噂は不自然なほど速やかに消えていったという。自身の痕跡を消し去る手法は明らかとなっていないが、彼が能動的に何かをしたことは間違いない。恐らくこの時期に起きた要人の不審死にも関わっていたのだろう。
☆4 凰刃那原にオポロ流忍術というものがある。
バリウラ帝国に存在したと伝えられる忍者。
不審死事件が落ち着いた頃、闇が大半を占める朝焼けの刻限に、宮殿で働く侍女が、皇帝と黒装束に身を包んだ人物との会話を目撃したという。侍女は何人かにこのことを話してしまった。翌日、侍女は行方不明になり、彼女から話を聞いた人々は皆一様に口をつぐむ。それ以来、皇帝に仕える謎の影に関する噂を囁く者はいなくなり、辛うじて秘密の日記に記述が残されるのみである。
☆5 創作の世界では、彼は皇帝に仕えている。
彼の主人が本当にバリウラ皇帝であったかどうか議論が起きているのは、彼が暗殺しようとした2人の人物の立場がまったく異なっていたためである。1人は父親の復讐を果たすために首都を目指していたマグルス、もう1人は数多の秘術で帝国を支えていたシダである。どちらの試みも失敗に終わったが、この出来事は様々な陰謀論を生んだ。なお、神々の侵攻の際には、彼は多くの神々を人知れず葬ったものと推測されている。
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赤鉱士バートル

赤鉱士バートル
☆3 がさつに見えて意外と繊細。
フィルアーム王国のヴァイザーの生き残り。
元々は鉱夫であったが、親方であり相棒でもあるモルツタと共にアーガスに見出された。ネグレス侵攻の際には民衆を守りながら退去し、人々を鉱山に匿っていたという。若き騎士がフィルアーム城を解放したことで帰還を果たした彼は、復興のための資源を集めるために召喚院から最新の螺旋式掘削機械を供与される。しかし彼は気付いた、掘削機が憎きネグレスと戦う強力な武器になることに。
☆4 ドリルの手入れと修理は信頼する相棒にまかせている。
セルタピア解放義勇軍のヴァイザー。
螺旋式掘削機械を手に、彼はフィルアーム西部解放の戦いに臨むと、持ち前の体力と勇気を如何なく発揮して獅子奮迅の活躍を見せたという。しかし、彼の部隊は奇遊軍の巨大木偶人形によって快進撃を止められてしまう。事態を危険視した義勇軍の参謀から出された撤退指示に従い、彼は部隊の後退を行う。そして、執拗に追撃してくる木偶人形を足止めするため、自身が囮となることを決めた。
☆5 両の脚にもドリルを取り付けたいと研究中。
両手の掘削機で数々の敵を葬り、フィルアーム西部を解放した新世代の英雄の1人。
足止めなどという生ぬるい気持ちでは味方を守れないと感じた彼は、闘志を燃やして木偶人形に向き直る。疲労が見える彼の勝機は薄いと思われたが、後方から響き渡る歌声に不思議と力が湧きあがり、見事巨大な敵を討ち果たした。後退中であった部隊は勢いを盛り返し、敵主力の側面を突くことに成功する。この動きこそが、勝利の決定打となった。

駆鯨士フリオ

駆鯨士フリオ
☆3 普段はだるそうだが、嵐が来ると俄然張り切る。
フィルアーム海軍のヴァイザー。
口を開けば楽して生きたいとのたまうお調子者だが、ネグレス侵攻の際には相棒の鯨カトリーヌと共に必死で戦った。重要な港湾をそ奪われてしまったが、彼の活躍により船団は無事に沖へと逃れることに成功する。補給のために寄港した際に異界の援軍がフィルアーム城を奪還しようとしているという噂を聞くと、余所者にばかり戦わせられるかと発奮。陸戦隊を編成しフィルアーム城へと急いだ。
☆4 どれだけ船が揺れても何でも食べる鉄の胃袋を持つ。
セルタピア解放義勇軍のヴァイザー。
フィルアーム城奪還戦に間に合わなかった彼は、未だネグレスの軍勢が残る西部に義勇軍を派遣する提案を行った。召喚院の同意を得ると、生き残ったヴァイザーや戦う意志を持つ人々を率い戦場へ赴いた。中央正面の敵主力を任された陸戦隊は見事敵前衛を蹴散らすが、破獣軍の炎獣が立ち塞がる。灼熱の炎を撒き散らす敵を前に重傷者が続出したため、彼は相棒と共に単独で炎獣に立ち向かった。
☆5 船長がだらけていても、船員の規律は最高峰だ。
海軍陸戦隊を率いてフィルアーム西部を解放した新世代の英雄の1人。
彼の得物である錨を叩きこむには炎の雨を掻い潜り敵の懐に潜り込む必要があったが、カトリーヌの献身により炎獣の脳天に“怒り”を叩き込むことに成功。海兵たちは後方から響き渡る歌声に鼓舞され、敵の本体たる黒騎軍へと突撃した。数で負ける彼らは次第に劣勢となるが、バートルの部隊が側面から現れたことで、完全なる勝利を手に入れた。

竜養士リーヴァン

竜養士リーヴァン
☆3 物心つく前から動物たちと触れ合ってきた。
ヴァイザーのパートナーとなる動物たちの世話をする心優しき青年。
ネグレスが侵攻を開始した際に動物たちを連れてフィルアーム城を脱出し、交戦を避けて逃げ抜いた。その後、フィルアーム城が解放されたことを知り帰還した彼は、そこでパートナーであるヴァイザーを失った多くの動物たちと出会う。ヴァイザーの多くが討ち死にした事実を知った彼は決意する。彼らの遺志を継いで自ら戦いに赴くことを。
☆4 ゴラフは彼が生まれるずっと前から生きている。
セルタピア解放義勇軍のヴァイザー。
彼にはパートナーとなり得る動物たちが沢山いた。そんな彼がフィレアーム西部戦線へと連れて行ったのは、相棒が決まらぬまま高齢となっていた岩蜥蜴のゴラフだった。長年世話をしてくれたリーヴァンに対するゴラフなりの恩返しの気持ちに応えてのことだったという。そんな彼らの前に機鎧軍の高速機動兵器が襲い掛かる。驚異の速度で襲い来る敵を前に、鈍重なゴラフは防戦一方となった。
☆5 実は人間用の料理はあまり得意ではない。
ヴァイザーの相棒たちを支え、フィルアーム西部を解放した新世代の英雄の1人。
機動兵器の猛攻を前にしても彼は慌てることなくゴラフに反撃の機会を窺わせた。敵の動きの法則を冷静に見極めていたのだ。勝負は一瞬で決まったという。掛け声に合わせてゴラフが角を突き上げると、敵は宙に橆い、落下してきたところをリ-ヴァンの槍が貫く。後方から響き渡る歌声を背に受けながら、彼らは残りの敵をも討ち果たした。

錬菓士ジェローム

錬菓士ジェローム
☆3 彼のお菓子に魅了された人々は老若男女を問わない。
フィルアームで最も有名な菓子職人。
彼の両親はヴァイザーであり、彼にもその素質があったため、父親は幼いころから軍学を教え込み、騎士として育てようとした。しかし、彼には菓子職人になりたいという確固とした夢があり、勉強と訓練の合間を縫って菓子作りを学んだ。そして、両親の反対を押し切って家を飛び出した彼はセルタピアで最も有名な菓子職人となる。だが、初レスの侵攻により彼の店は焼かれてしまった。
☆4 お菓子に限らず一度食べたものは完璧に再現できる。
セルタピア解放義勇軍のヴァイザー。
フィルアーム城の解放後、西部に残る敵を討っため義勇軍が結成されると、彼は炊事係として志願。限られた食材で、元気の出る食事を用意していた。ネグレスの氷麗軍が補給線を断つため後方部隊を襲撃した際には、彼が相棒のテオプロと共に撃退している。以降、子供の頃に習得した軍学が人材の乏しい義勇軍を支え、いつの間にか彼は義勇軍の参謀として作戦指揮を行う立場になっていた。
☆5 両親とは和解していて新作のお菓子を届けている。
義勇軍の参謀としてフィルアーム西部を解放した新世代の英雄の1人。
義勇軍には戦闘経験のある者が少なかった。そこで彼は海兵を中核に配置し、誰でも理解しやすい中央突破戦術を敢行する。海兵の奮戦はもちろん、両翼の部隊も予想外の戦果を挙げ、2人の歌姫による士気の高まりもあり義勇軍は勝利した彼の作戦が功を奏したわけだが「僕はお菓子を作りながらみんなの相談に乗っただけだよ」と謙遜している。

勇唱士ロビナ

勇唱士ロビナ
☆3 練習より本番で更なる実力を発揮する。
歌って踊ることが大好きなヴァイザー。
若き騎士と異界の召喚師たちによってフィルアーム城が解放されたことで帰還を果たした彼女は召喚院からイクスタス製の音響機を譲り受ける歌声を遠くまで届けることが可能なこの機械を手に、相棒のキララ、そして親友のルノと共に、ネグレスと戦う義勇軍に加わった。音響機は武器ではなかったが、彼女たちの歌声は戦場の兵士たちの勇気を掻き立て、本来以上の力を引き出した。
☆4 同い年で隣家のルノとは姉妹のように育った。
セルタピア解放義勇軍のヴァイザー。
2人組の歌手が戦況に影響を与えているという事実は敵を驚愕させた。ネグレスの指揮官は魔幻軍の魔力を結集させ、広域魔法によって義勇軍の後衛を一網打尽にしようとした。だが、彼女たちの歌声は絆の力により奇跡を顕現させる。邪なる魔法は絆の歌によって掻き消され、義勇軍は甚大な被害を受けることを免れた。彼女はその時のことを無我夢中で歌っていて覚えていないと語っている。
☆5 歌って踊ると疲れるらしく、意外なほど食べる。
歌により味方を鼓霓し続け、フィルアーム西部を解放した新世代の英雄の1人。
2人の歌姫の歌声にはそれだけでも味方を鼓舜するだけの力があった。そこに加えてヴァイザーとしての絆の力が乗ることで、魔法に勝るとも劣らぬ絶大な影響が戦場を覆う。前線の戦士たちは歌声に励まされて勇気を漲らせ、その能力を最大まで発揮する。彼らが故郷と家族を守るための戦いに全身全霊を掛けることができたのは彼女たちの功績だろう。

勇唱士ルノ

勇唱士ルノ
☆3 ロビナと2人、丘の上で日が落ちるまで歌っていた。
フィルアーム王国で生まれ育った少女。
若き騎士がフィルアーム城を解放した後、シストという相棒を連れ、ヴァイザーとしての素質のあった彼女は、親友であるロピナに誘われ義勇軍への参加を決める。彼女に渡されたのはイクスタス製の音響機。歌うことで義勇軍全体の士気を高める役割を与えられたのだ。戦場で歌うことに臆してしまった彼女だが、戦士たちが必死に戦う姿を見るうちに自らの魂を燃やすかのように熱唱した。
☆4 常に冷静だが、一度熱くなってしまうと止まらない。
セルタピア解放義勇軍のヴァイザー。
彼女とロピナの歌声は、戦いに不慣れな者の多い義勇軍を勇気づけ、高い士気を保たせた。だがそんな義勇軍に闇屍軍の死獣たちが襲い掛かると、恐慌が広がった。すると彼女は周囲が引き留めるのも聞かずに前線に飛び出すと、敵の攻撃が届いてしまうような距離で魂の歌を響かせた。絆のカにより増幅された歌声は生ける屍たちの動きを鈍らせ、義勇軍に活力を与えることになった。
☆5 努力する天才、歌と踊り共に完璧にこなす。
絆の歌を鳴り響かせ、フィレアーム西部を解放した新世代の英雄の1人。
2人の歌姫の義勇軍への貢献は絶大である。敵本隊である黒騎軍との決戦においては、彼女たちの歌声に鼓舞された戦士たちが本来の力以上のものを発揮した戦いの終結後、義勇軍の全兵士が彼女たちと共にセレタピアを称える歌を熱唱したという。ネグレスの爪痕の残る同地において、人々は今後もこの歌を胸に、復興を成し遂げるに違いない。

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